AuroraはMAJ3Rをアクティブロスターから外し、JimpphatとAshを加入させることでCS2の再構築を正式に開始した。この動きはMAJ3Rのインゲームリーダーとしての在籍期間に終止符を打ち、以前の構造からの明確な脱却を示す。組織は短い声明でこの変更を認め、MAJ3Rの貢献に感謝しつつ新たな方向性への自信を表明した。

新加入の2人は経験と生のポテンシャルを兼ね備えている。若いフィンランド人リフラー、Jimpphatは以前ENCEでプレーし、国際大会で有望さを示しており、IEM Dallas 2023では準決勝に進出し、大会を通じて1.08のレーティングを記録した。Ashは未所属プールから加わるが、チーム内での正確な役割はまだ組織によって確認されていない。両選手はすぐにアクティブロスターに加わるとみられ、チームは現在、さらなる補強のため2つの空きスロットを保持している。

Aurora CS2

Auroraの再構築がCS2にとって意味するもの

MAJ3Rとの関係を断ち切ることで、Auroraはより速く、予測しにくいプレイスタイルに賭けている。MAJ3Rの几帳面なコーリングはしばしば遅いエグゼキュートと重いデフォルトに依存しており、最近のトーナメントではトップティアの相手に対して苦戦していた。チームはBLAST Premier Spring Final 2024の出場権を逃し、ESL Pro League Season 19ではグループステージで敗退し、戦術的な柔軟性の弱点が露呈した。Jimpphatのアグレッシブなエントリーフラッグはチーム既存の火力を補完するはずであり、Ashはマップに応じてアンカーやラークもこなせる柔軟な選択肢を追加する。

組織は恒久的なIGLの後任を発表していない。Jimpphatか既存の選手のどちらかがその役割を引き継ぐ可能性もあれば、Auroraが今後数週間で専任のコーラーを獲得する可能性もある。チームに近い情報筋によると、コーリング経験を持つ複数のフリーエージェントに接触しているが、まだ契約はまとまっていない。明確なIGLの不在は、ESL Pro League Season 20やIEM Cologne 2024などの今後のオンライン予選を前に不確実性を生み出している。

ロスターへの即時影響

3人の選手交代により、Auroraのスターターファイブには2つの空き枠が残る。チームはESL Pro LeagueやIEMなどの今後のオンライン予選で候補者をテストする見込みだ。Auroraのユースチームから現アカデミー選手も検討されているが、組織はラインナップを素早く安定させるために経験豊富な選手の獲得を好んでいる。この再建は、Major予選に向けたValve Regional Standings(VRS)期間が迫る critical なタイミングで行われており、ロスター確定が遅れれば次のMajor出場枠確保のチャンスを損なう可能性がある。

  • 1年以上ロスターを率いた末にMAJ3Rがアクティブロスターから外れる。その期間中、チームはHLTVランキングで最高18位に到達した。
  • JimpphatはENCEから加入。IEM Dallas 2023で準決勝に進出し、LANイベントでキャリアレーティング1.04を維持している。
  • Ashはフリーエージェント市場から加入。最近のティア1での実績はないが、Team Finestなどの小規模な欧州チームでプレイし、オンライン予選で堅実なメカニクスを見せていた。
  • AuroraはMajor予選の可能性を最大化するため、現在5月下旬に予定されている次のVRS期間開始前に完全なロスターを揃える計画だ。

Auroraと再建されたラインナップの次のステップ

Auroraにとって目の前の課題は、実績あるIGLなしで一貫性を見つけることだ。Jimpphatはトップレベルでフルタイムのコーリングをしたことがなく、チームの若いコアは、2023年に専任コーラーなしでIEM Katowiceを制したTeam Spiritと同様の共有意思決定システムに頼るかもしれない。この実験が成功すれば、Auroraは数か月以内にトップ20に返り咲く可能性がある。特に、すでに招待を確保している今後のCCT Online FinalsやESL Challengerイベントで良い成績を残せればなおさらだ。

逆に、MAJ3Rを外すことは、彼の深いマッププールの知識とエリートチームとの経験を失うことでもある。新しいラインナップは、高プレッシャーの試合、特にMAJ3Rの読みが相手のセットアップに対抗する上で重要だったAnubisとNukeで、急勾配の学習曲線に直面する。また、MAJ3Rのvetoの好みが以前のローテーションを大きく形作っていたため、チームはマッププールをゼロから再構築する必要がある。内部関係者が報告する初期スクリムの結果はまちまちで、チームはMirageで苦戦する一方、Ancientでは有望な兆しを見せている。

選手 ステータス 注目
MAJ3R アウト 元IGL。遅いテンポのデフォルトと深いマッププールの知識で知られる
Jimpphat イン 若きフィンランド人ライフラー、元ENCE、LANレーティングキャリア1.04
Ash イン フリーエージェント、役割未定、以前はTeam Finestに所属
空き枠 IGL候補の有力、複数のフリーエージェントに接触済み
空き枠 アカデミーからの昇格か経験豊富なライフラーの可能性
空き枠 トライアウト期間進行中、2週間以内に決定が見込まれる

Auroraの次の公の場は5月上旬のオンラインカップになる見込みで、そこで新しい2人が初めて公式戦の時間を共にする。再建はまだ初期段階にあり、次のメジャーサイクルに向けてスクワッドが固まる前にさらなる変更が行われる可能性が高い。組織はロスター確定の公的な期限を設けていないが、内部目標では完全なスターターファイブを月末までに揃えることを目指している。